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IMSグループ 横浜新都市脳神経外科病院
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このたび2021年8月21日(土)に第20回NPO法人日本脳神経血管内治療学会関東地方会学術集会を開催させて頂くこととなりました。JSNETにおいて国内最大規模の地方会を民間病院が主管させて頂くことは大変光栄であると同時に、これまでの偉大な諸先輩方が継承されてきたこの会の歴史を振り返ると、その責任の重さを実感しております。
今回の学術集会のテーマは、「チーム医療とスタンダード手技の成熟」といたしました。近年、急性期血栓回収治療の普及、脳動脈瘤ステント治療の新たな展開、ONYXによるシャント疾患治療の新展開など、脳卒中分野における脳血管内治療のプレゼンスは機器の進歩と共に益々大きくなっていますが、治療のベースにあるのは、新たな道具の進化を安全でスタンダードな治療につなげる術者とそれをサポートしていくパラメディカルによるチームの英知の結集であります。日進月歩の領域ではありますが、やみくもに新しい機器や治療に走らず、常に「simple & safe」を検証したうえで新たなスタンダードを創っていくことが患者の利益に一番大事なことです。今回の地方会は、そのようなスタンダードを術者やパラメデイカルスタッフが存分に学べる会にしたいと思っています。これらの視点を軸にプログラムを作成し、「血栓回収」「動脈瘤治療」「頸動脈ステント」に関しては最先端のスタンダードが学べるように、血管内チーム構築についてはお互いの長所が情報交換できるように、基本手技についてはエキスパートの先生方のチップスが直接学べるように、趣向が異なる多くのシンポジウムを企画しています。また恒例の「一押し画像コンテスト」も血管造影画像だけでなく、診療に役立つMRI&CT部門も新たに作成し、加えて放射線技師も学べるシンポジウムも企画しています。
出来るだけ会場とWEBとのHybrid開催を最後まで模索したいと考えていますが、今後のコロナ情勢次第では、またWEB中心の開催になることも十分に考えられます。ただ、会の趣旨であります「学術情報交換」と「会員の交流」を少しでも活発に行えるように我々も全力で知恵を絞り準備していく所存です。多くの医師、看護師、放射線技師の方々に演題を発表していただき、実り多き学術集会になることを望んでおります。関係者の皆様のお力添えを賜わりますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
第20回NPO法人日本脳神経血管内治療学会
関東地方会学術集会
会長:森本 将史
(IMSグループ 横浜新都市脳神経外科病院 院長)